私製はがきで年賀状を作る時の注意点や出し方を詳しく解説


最近は郵便局で年賀はがきを買わず、自分で私製はがきを使って年賀状を作る人が増えています。
でも私製はがきと年賀はがきを比べると全然違いますよね。
本当に年賀状として扱ってもらえるのか心配になってきます。

そこで私製はがきを使って年賀状を書く場合、注意しなければならないことについてお伝えします。
簡単なことではありますが、知らないと余分に料金が必要になったり、年賀はがきではなく通常のはがきとして取り扱われ、年内に届いてしまうなんてかっこ悪いことにも成りかねません。

このブログを読んでいただくと
・私製はがきで年賀状を出す時の、必ず抑えておきたい注意点
・どんな切手を貼ったらいいのか
・差し出す時の注意点
の事柄が分かるようになります。

私製はがきで年賀状を出す時の注意点とは?

私製はがきで年賀状を作って送るためにはいくつかの注意点があります。
守らないと年賀状として扱ってもらえない場合もありますので、1つ1つ確認していってくださいね。

ハガキの大きさについて

まず「はがき」として取り扱われるための大きさが決められています。
縦が14センチ~15.4センチ
横が9センチ~10.7センチ

このサイズを越えてしまうと「はがき」ではなく、「手紙」とされてしまうので、料金が高くなります。

またハガキは長方形でなければなりません。
多角形、星の形、ハート型、魚の形など長方形ではないものは、たとえハガキのサイズよりも小さくても「手紙」扱いになってしまいます。

「郵便はがき」と記載


ハガキの一番上の部分(郵便番号欄の上)に「郵便はがき」または英語で「POST CARD」と記載してください。
記載がないと「手紙」扱いになってしまいます。

「年賀」と朱書きする


ハガキの表面のわかり易い場所に「年賀」と朱書きしなければ年賀状として取り扱われません。
年賀状として取り扱われないということは、通常のはがきと同様に配達されてしまい元旦には届きません。

ハガキのどこに書けば良いのかは特に決まりはありません。
一般的には切手を貼ったその下当たりに書くと良いです。

赤い文字で「年賀」と書いてあればいいので、ボールペンを使ってもいいしサインペンなどでも構いません。
また印刷でもいいですし、手書きで書いても大丈夫です。

印刷なら良いですが、たくさん出す場合で手書きだと結構大変ですよね。
漢字間違ってしまう場合もあり得ます。

そんな場合は、郵便局に行くと「年賀」のスタンプが置いてありますので是非とも利用してみてください。

郵便番号欄について

私製はがきの場合、郵便番号欄を特に作る必要はありません。

ただ郵便番号欄をパソコン等を使って印刷する場合には、朱色または金赤色にしなければならないという決まりがあります。

切手を貼る位置

縦の場合
表面の左上部に貼ります

横の場合
右上部に貼ります

私製はがきを年賀状とする場合の切手について

上記で説明したとおり、ハガキに「年賀」と朱書きしてあれば年賀はがきとして取り扱われますので切手は何を貼っても大丈夫です。

しかし、せっかく年賀状として送るわけですから正月っぽい雰囲気を出したいものですよね。

そんな方には「年賀郵便切手」というものが発売されます。

干支にちなんだデザインになっていますので年賀状らしさを演出できそうです。

また受け取る人によってはお年玉付きハガキを楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方に送る場合は「お年玉付き年賀郵便切手」というのも発売されますので、きっと喜ばれることでしょう!

これは寄付金付きということで通常料金よりも3円高いです。

ここで注意
年賀郵便切手を貼ってあっても、表面に「年賀」の朱書きがなければ普通のはがきとして処理されてしまいますので、しっかり書くようにしてくださいね。

私製はがきで年賀状を作った場合の出し方は?

私製はがきを使って年賀状を出す場合、いつ差し出せば良いのでしょうか?

年賀はがきを受け付ける期間というのは毎年決まっていまして、2018年用の場合は
2017年12月15日から2018年1月7日までに窓口に出すかポスト投函をしてください。

ここで注意点
この期間内に差し出したとしても「年賀」の朱書きがなければ普通はがきとして取り扱われ通常どおりに配達されてしまいます。

まとめ

官製はがきを使わないで、自分で年賀はがきを作るのって個性が出るし、受け取る方も一風変わった年賀状が届くので気持ちが伝わるのではないでしょうか?

官製はがきの場合は必要な事項は全て印刷されているので特に注意することはありませんが、私製はがき、特に一から自分で作る場合は決まり事があって、正しく記載されていないと手紙扱いとされてしまい余分な料金が必要になったり、通常通り配達されてしまい年内に相手に届いてしまうなんてことも起きちゃいます。

大事なことをもう一度まとめます。
・はがき上部に「郵便はがき」または「POST CARD」と記載
・切手を貼った下当たりに赤く「年賀」と記載
・はがきとして取り扱う場合にはサイズが決まっている
・差し出し期間が決まっている

これらをしっかり守って、あなたらしい年賀はがきを作ってくださいね!

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