ポインセチアのクリスマス後 葉を赤くキープする3つのポイント
クリスマスが近づくと町のあちこちで見かけるのがポインセチアですね。
緑と赤の葉のコントラストがクリスマスを印象づけますね。
部屋においておくだけでクリスマス気分を盛り上げてくれます。
しかしポインセチアって手入れをするのが面倒!という印象はありませんか?
できればクリスマスを過ぎても枯らさず楽しみたいものです。
そこでポインセチアの鉢を購入した後、どのような点に注意すれば長く赤いポインセチアを楽しむことができるのかについてお伝えします。
ポインセチアを購入する人のほとんどは園芸に興味がないと思います。
面倒な事はせずに簡単にできる方法なので試してみてください。
ポインセチアの育て方 3つのポイント
室温は高めに設定する
ポインセチアは冬の印象が強いので寒いところの花?なんて思っちゃいますが実はメキシコ原産です。
だから寒さにとっても弱いんです。
このあたりが手入れを面倒にしている点でもありますね。
クリスマス前に購入したならば、翌年の3月ごろまでは室内の窓辺においてください。
そして室温を最低でも7~8℃以上にしてください。
でも暖かいほうが良いとは言えエアコンやファンヒーターなどの暖房機の風が直接当たる場所は避けてくださいね。
過剰な水やりは不要です
植物なので水やりは必要なのですが、もともと乾燥している所に生息する花なので、乾燥気味に手入れをするのがポイント!
鉢の土が乾いてから水を与えてください。
クリスマスシーズンなどの気温が低い時は、乾燥ぎみに管理するのがポイントです。
日光にはよく当てる
ポインセチアには十分に日光を当ててあげることが大切なので、置く場所は日が当たる窓辺においてください。
この3つのポイントに注意すれば3月くらいまでは赤いポインセチアを楽しむことができます。
ポインセチアは来年のクリスマスまで育てられる?
せっかく買ったポインセチアですから次のクリスマスでも赤と緑のコントラストを楽しみたいですよね。
ではそれは可能なのでしょうか?
ポインセチアは1年を通して葉が付いているタイプの植物なので、水やりや日を当てることをしっかり行えば枯らさずに長く楽しむことができます。
しかし葉を赤くしようとするならば手間がかかってしまいます。
植物を育てるのが得意ではない
面倒な事はしたくない
という方は赤のポインセチアは諦めて緑の観葉植物として育てるのが良いかもしれませんね。
それではどの程度の手入れをしてあげればいいのでしょうか?
3月頃までの手入れは上記で説明したように
・室内の窓辺に置き日光をたくさん浴びさせる
・室温は寒くならないように8℃以上にキープする
・水は土が乾いた状態で軽く湿る程度にする
この3つを行ってください。
そして霜が降りなくなった季節(5月ごろ)になったら屋外に出して日光を十分に当てます。
水は鉢植えの土が乾く前にタップリと与えてください。
これだけ行えば元気に成長してくれます。
葉を赤くするためには短日処理という事をしなければならないのですが、面倒なので今回は省きます。
ポインセチアを購入するポイント
お店に行くとポインセチアの鉢がたくさん並んでいますが、何をどのように選んでよいのか分からないものです。
ココで簡単に解説したいと思います。
1.苞(ほう)の色が鮮明なもの
苞とはまさに赤くなっている部分です。
ポインセチアの赤い部分は花ではなく「苞」と呼ばれる葉っぱの部分です。
その苞の色がくっきりと鮮明なものを選んでください。
2.下葉がしっかりとしたもの
3.中心部分の花が2から3個開花しているもの
この3点に注意して鉢を選んでみてください。
まとめ
ポインセチアを育てる上で一番大切なのは「日光を十分に当てること」です。
日光不足になると緑の葉は段々と黄色かかってきて、最後には枯れてしまいます。
十分な日光と適切な水分で長く鑑賞することができますよ。