年賀状の書き方 相手の印象に残る3つのひと手間テクニック
新年の風物詩、
年賀状が届くと「お正月が来た」と実感する人も多いと思います。
年賀状は形式よりも気持ちのほうが大事と言われていますが、せっかく送るなら相手の印象に残るような1枚にしたいものですね。
そこでどんな点に注意して年賀状を書けば「あなたらしい」1枚が書けるのかを3つのポイントに絞ってお伝えします。
ほんのちょっとした「ひと手間テクニック」ですが効果は抜群ですので、試してみてくださいね。
年賀状の書き方その1 手書きの一筆を加える
最近は年賀状をパソコンで作る人が増えてきました。
また年賀状印刷のサービスを利用する場合もあるでしょう。
多くの人に送るからと言って全部印刷だけで済ませてしまっては、受け取り手の印象には残らないものです。
宛名や定型文などは印刷でも大丈夫ですが、そこに「手書きの一筆」を入れると年賀状がグッと魅力的になります。
手書きといってもそれほど長い言葉は不要で、日頃の感謝を伝える1~2行の文字を直筆で書いてみてください。
書くことが決まらない場合は
「今年もよろしくお願いします」のような文章でもいいですし、前年にイベント事があったならば「◯◯は楽しかったですね」などの感想でもOKです。
たった一文でも直筆で綴られていることで、かなり親しみのある1枚に仕上がりますよ。
年賀状の書き方その2 新年の抱負を書く
定型文を書くだけでは物足りない、しかし何を書いたら良いのか分からない!という場合には「新年の抱負」や「近況」を書いてみてはいかがでしょうか?
「今年は◯◯をがんばります」
「最近◯◯を始めました」
など定型文とは異なる内容が加わることで、年賀状を受け取った相手に自分の事を強くイメージしてもらえるようになります。
また新年の抱負として
「今年は◯◯にチャレンジします」
と宣言をすることで自分自身の目標達成への意欲が刺激され、行動へ背中を押してくれること間違いありません。
人に言った手前、途中で挫折してしまっては格好が付かないので、続ける原動力になります。
年賀状の書き方その3 賀詞を上手く使う
「賀詞」とはお祝いの言葉を指します。
通常ですと年賀状の文頭に書かれる言葉です。
代表的なものに
「寿」「謹賀新年」「賀正」などがあります。
例えば喪中の相手には年賀状を送るかわりに寒中見舞いを送るのが一般的です。
これは相手の家族に不幸があったからお祝いをするのは控えるかわりに挨拶として送るのが趣旨です。
しかし喪中でなくても相手の状況が分かる場合もあります。
例えば
・離婚をした
・病気で入院した
・子供が受験に失敗した
などなど・・・・・
相手の立場が分かるだけに「おめでとう」とは言えない雰囲気ってありますよね。
そんな相手に年賀状を送る場合は「賀詞」を工夫してみてください。
「謹賀新年」「慶春」などの”よろこび”を表す表現よりも
「初春」「迎春」「新春」など”新しい年を迎えたこと”を強調するような賀詞を選んでみてください。
このように賀詞を変えてみるだけで年賀状の印象が随分と変わるものです。
また「幸多き1年をお祈り申し上げます」など、相手の心中をいたわるような一筆を加えることで、優しさのこもった年賀状になりますよ。
まとめ
ここでは簡単にできる「相手の印象に残る年賀状の書き方」について3つのポイントを解説してきました。
1.手書きの一筆を加える
2.新年の抱負などで個性を演出
3.賀詞を工夫して使う
どれも簡単にできることですし、受け取った相手にとっては印刷だけしてある年賀状と比べ強烈に印象に残る1枚になることでしょう。