インフルエンザの基礎知識 症状や感染経路 予防法をチェック

寒くなると気になるのがインフルエンザですね。
私達の身近にありながら意外と知らないことも多いものです。

インフルエンザにかからないためにも
ここでインフルエンザの症状やどのように感染するのか、また予防法やかかってしまった場合はどうすれば良いか等、基本的な事柄についてお伝えしたいと思います。

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インフルエンザとはどのようなものか?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に入り、喉や気管支や肺に感染し、ウイルスが増殖することによって発症する病気です。

(風邪とは似て異なりますので注意が必要です)

インフルエンザの特徴は?

インフルエンザは、通常の風邪とは急激に発症して、そして症状が重くなるのが特徴です。

インフルエンザに感染すると1日~3日程の潜伏期間を置いて発症し、その症状が3日~1週間続き、その後症状が軽く落ち着き治癒していきます。

インフルエンザにはどんな種類があるは?

インフルエンザウイルスには、おおまかに分けて
A型、B型、C型の3タイプがあります。

この3つのうち、毎年流行を繰り返しているのは
A型のA/H1N1型(ソ連型)とA/H3N2型(香港型)、
そしてB型のウイルスです。

A型は症状が重くなりやすい傾向にあります。
B型はA型よりも症状が軽く、また地域限定的で流行するという特徴があります。
C型は風邪と同じくらいの症状で比較的軽く済む場合が多いです。

インフルエンザの流行時期は?

毎年繰り返される「季節性」のインフルエンザは
11月~12月頃に流行が始まって、1月~3月にかけてピークとなります。

インフルエンザの症状はどんなものか?

インフルエンザウイルスに感染すると
突然38℃以上の高熱が出ます(これが最大の特徴です)
また
・頭痛、関節痛、筋肉痛
・何となく体がだるい全身倦怠感
・食欲不振
などの、いわゆる「全身症状」が強く現れます。

これらの症状にやや遅れて
咳、喉の痛み、鼻水が出る等の「呼吸器症状」が出てきます。

人によっては腰痛や吐き気、下痢などの「消化器症状」が現れることもあります。

インフルエンザウイルスにはどうやって感染するの?

インフルエンザウイルスの感染は「飛沫感染」です。

インフルエンザウイルスに感染した人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれているウイルスを吸ってしまうことによって感染します。

ウイルスは呼吸と一緒に体に入り込み、気道の粘膜に付着し細胞の中に入り込みます。

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インフルエンザを予防するにはどうしたらいい?

インフルエンザは、ウイルスが体内に入ることによって感染しますので、まずはウイルスを体内に入れない事が大切です。

ですのでまずは
・手洗い
・うがい
・マスクの着用
が基本的な予防法になります。

手を洗うことによって手や指に付着しているウイルスを取り除くことが出来ます。
指の先って特に意識していなくても口周辺に持ってくることが多いですよね。
つい指先を舐めてしまうことも少なくありません。
しかしたったこれだけのことでも感染してしまうこともありますので、外出先から帰宅したら真っ先に手を洗いましょう。

またうがいも、口の中に入ってしまったウイルスを取り除くことができるので有効な予防方法です。
うがい薬があればいいですが、なくても十分予防としては効果があります。
まずは口に水を含んでブクブクとさせ水を捨てる。
これを2~3回行った後、再び水を口に含ませ、喉の奥を「ガラガラ」と言わせながらうがいをします。

まずは口の中に入れないように手を清潔にする。
万一口の中に入っている場合にはうがいをすることでウイルスを除去することができます。

「手洗いとうがい」は感染症予防の基本中の基本になります。

またインフルエンザが流行する前に(10月頃)にインフルエンザワクチンを接種することも有効です。

ワクチンは、その年にどのタイプのウイルスが流行するかを事前に予測して製造されています。
ですので予防接種したからといって、違うタイプのウイルスに感染してしまえばインフルエンザは発症してしまいます。

予防接種については効果の点において賛否はありますが、受けておくことで症状の重症化を予防することができます。

インフルエンザが流行し始めたら、なるべくなら人が多い場所へはいかないことも予防の一つです。
ウイルスの感染が飛沫感染であることから、人が多い場所はそれだけ感染のリスクが高くなることにもつながります。

しかし現実問題として外出しない訳にも行きませんので、その場合はマスクを着用するようにして飛沫をシャットアウトするようにしましょう。

インフルエンザに感染しまった場合の対処法

インフルエンザは急激に症状が進んでしまいますので、
「ちょっと熱っぽい」
「いつもより体がだるい」
と感じたら早めに病院に行きましょう。

これは自分の体のためでもありますし、家族や他人に移さないという意味もあります。

病院へ行き、適切な処置をしてもらった後は
体を休め、睡眠をたっぷり取る
発熱などで体から水分が奪われえしまうので水分補給は十分にする
人に移さないためにもマスクを着用する
無理をして会社や学校にはいかない
といった生活上のポイントを守ることが大切です。

まとめ

知っているようで知らない事が多いインフルエンザ。
案外手軽な方法を実践することで予防ができるものですね。

感染してしまい症状が出ると、結局は1週間は会社や学校を休まなければならなくなるので、日頃の心がけが大切です。

インフルエンザにかかることなく冬を乗り越えましょう!!

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