ヒートテックとTシャツの重ね着はNG 保温効果が上がる着方とは?
寒くなってくると多くの人がいわゆる「機能性インナー」を着用すると思います。
ユニクロの「ヒートテック」などがその代表ですね。
しかし、中にはヒートテックを着ているのにそんなに暖かいとは感じられない、という人も案外多いようです。
実は多くの人がヒートテックを間違った着方で使っているんです。
ヒートテックの効果を十分に発揮する「正しい着方」とはどのようなものでしょうか?
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ヒートテックとTシャツを重ね着してはダメな理由とは
ある衣料店が調査したところによると
寒さ対策として行っている事は?の問に20%の人がインナーを重ね着すると答えています。
そしてどのように重ね着をしているかと言うと
通常の綿素材のインナーやTシャツを着て、その上にヒートテックなどの機能性インナーを重ねているということなんです。
実は、この方法では機能性インナーの効果が十分に発揮できていないのです。
ヒートテックは、汗など体から出る水蒸気を熱に変えることによって暖かくするという生地で出来ていますので、直接肌に触れていないと効果的ではないんです。
綿のTシャツの上にヒートテックを着てしまうと、汗をTシャツが吸収しそのまま保水状態をキープするので気化熱により体温を下げてしまうので、内側にTシャツを着ると汗冷えを起こしてしまい、ヒートテックを着ているのに寒いという状況になってしまいます。
ヒートテックは重ね着をすれば良いというわけではなく、発熱する仕組みのあるインナーは肌に直接触れるように一番下に着ることで本来の機能を果たして温かくなります。
ですのでTシャツの上にヒートテックを着るのではなく、ヒートテックを肌着として直接着ましょう。
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ヒートテックはどう重ね着をすると効果的か?
ヒートテックは、体の水分を熱に変えることで素材自体が暖かくなり、また繊維と繊維の間にできる空気の層が断熱効果を生み出し熱を逃げにくくしています。
ですのでヒートテックの上に重ね着をする場合は、風を通しにくい素材の服を着るとより効果的になります。
ジャージなどを上から羽織る場合は、ジャージは風を通してしまいますのでせっかく温まった空気が冷やされてしまいます。
このような場合はウインドブレーカーなど風を通さない服を着ると、服と服の間に出来た温まった空気層をそのままキープすることが出来ますので暖かさが持続します。
実際に試してみて暖かさを感じた組み合わせは
タウンユースの場合
肌+ヒートテック+化繊系のシャツ+ジャケット(風を通しにくい素材のもの)
冷え込みが厳しい場合
肌+ヒートテック+厚手のフリース+ジャケット(風を通しにくい素材のもの)
大体、この組み合わせで寒さを感じることなく過ごせます。
あとはマフラーやネックウォーマー、手袋などを使えばほぼ完璧です。
試してみてくださいね。
ヒートテックを着る場合の着方をおさらい
ヒートテックはあくまでも「下着」ですので中にTシャツなどを着ずに直接着ましょう。
また熱を逃がさないように一番上には風を通しにくい素材の服を着るといつまでも暖かいです。
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ユニクロのヒートテックをはじめ機能性インナーは暖かいのは嬉しいですが、女性の方でアウターに影響してしまうのでオシャレの幅が狭くなってしまうのでちょっと・・・という方もいらっしゃいます。
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まとめ
最近は多くのメーカーでいわゆる「機能性インナー」というものが発売されています。
それぞれに特徴がありますので、その効果を十分に発揮できるような着こなしが重要になってきますね。
今回紹介したユニクロのヒートテックも、Tシャツの上に着ている人が多かったと思います。
最初は直接着ることに抵抗があるかもしれませんが、消臭効果もありますので試しに着てみてください。
今までとは違う暖かさを感じるはずですよ。