お通夜での喪服のマナー ネクタイやアクセサリーはどうする?
知人の急な不幸でお通夜に参列することになったのだが、あいにく喪服を持っていない。
普段会社勤めをしているので普通のスーツは持っているが、これをお通夜に着て行って良いものかどうか、については悩むものです。
父親の物を借りられればいいけど体型が違うので着ることはできない。
こんな時、喪服のマナーとしてはどうなのか、改めて見てみたいと思います。
お通夜で着る喪服のマナー
お通夜は別名で「半喪(はんも)」「中喪(ちゅうも)」と呼ばれていて完全な葬送の儀式ではありません。
ですのでお通夜に喪服を着て行くと、不幸を予期していたようでかえって失礼に当たるとされています。
お通夜は、不幸を聞いて急いで駆けつけたという意味合いがありますので、地味は平服で構わないとされています。
普段着ているスーツがあればそれを着て行って構いません。
しかしスーツの色には気を付けてください。
色は濃紺やダークグレーなど濃い目の色にしてください。
ストライプが入っていても目立たないならOKです。
[su_label type=”important”]注意!![/su_label]
喪章に関してですが、よく喪章を付けることで喪服の代わりに出来ると思っている方が多いですが、喪章はご遺族やその関係者であることを表すものなので、喪服がないので喪章を付けて喪服代わりにするのは誤っています。
葬儀会社やセレモニーホールでお通夜が行われる場合
最近は葬儀会社やセレモニーホールなどで執り行われるケースがほとんどだと思います。
通常故人がお亡くなりになって数日後にお通夜を行い翌日葬儀・告別式を行なうという場合が多いです。
このようにお亡くなりになってから数日経過した場合は、取り急ぎ駆けつけたという意味合いもほとんどありませんので、お通夜に参列する場合は葬儀・告別式と同じようにブラックフォーマルを着用することが今では一般的になっています。
スーツ自体はシングル、ダブル、アンサンブル、いずれのタイプでもOKです。
若いサラリーマンですとなかなか礼服を持っていない人も多いと思いますが、一着購入しておけば10年以上は使えるので、この機会に購入を検討しても良いと思います。
お通夜で喪服に合わせるネクタイはどんなものがいい?
お通夜に参列する時のネクタイの選び方ですが、
濃紺やダークグレーなどダークスーツを着て行く場合は、黒が基本ですが、色が濃いものなど地味目の色合いだったら構いません。
ブラックフォーマルを着用する場合は、無地の黒色にします。
またネクタイピンは付けないのがマナーです。
ネクタイはスーツと違って1つ持っていればほぼ一生ものなので、購入しておいたほうがいいです。
お通夜で喪服を着るときにアクセサリーはNG?
指輪やブレスレッドなどは、原則外したほうが望ましいです。
時計はOKですが、金色でキラキラしているようなものは避けたほうがいいですね。
靴は金具の付いていない黒い革靴を履きましょう。
まとめ
お通夜に参列することはそれほど多くは無く、また突然の出来事でもありますのでどう対処していいのかわからないものですよね。
「ご遺族のお気持ちを察する」ということを念頭に置くことが1番大事なことなので、マナーに従って行動してみてください。