喪中はがきは出すべき?夫の祖父母が他界した場合 夫婦連名での年賀状はOK?

夫の祖父母が他界した場合の年賀状の取扱について

ご主人の祖父母が亡くなった場合、喪中はがきや年賀状についてはどのように考えればよいのか頭を悩ませていませんか?

人に聞いてもみんな言うことが違うので何が正しいか迷ってしまいますよね。

そこで

・夫の祖父母がなくなった場合は、妻である自分も喪中になるのか
・喪中にならないなら年賀状を出してもよいのか
・喪中である夫と連名で年賀状を出してもよいのか
それとも喪中はがきを出すべきなのか
についてお伝えしたいと思います。

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喪中はがき 夫の祖父母が他界した場合は出すべきなの?

自分の身内に不幸があった時は何となくでも喪中の範囲はわかるものですが、夫の親戚関係に不幸があった場合、どこまでが喪中の範囲となるかはよくわからない場合が多いですよね。

そう、悩むのは喪中の範囲です。

困ってしまうのが、人によって見解がバラバラであるということ。
ある人にこれが正しいと聞いてその通りにやると、他の人がそれは非常識だよと批判してくる
もー何とかして!!って気分になりますよね。

喪中に関する明確な決まりはありません!!

江戸時代には喪中に関する定めがあり、明治になると法律で喪中の範囲や喪中の期間などが定められていました。
その法律も昭和22年に廃止になり、どのくらいの期間が喪中で、どの範囲の親戚までなのかという、はっきりとした決まりは現在は存在していません

ただ、そんな昔からの名残で、色んな人が喪中の範囲や喪中の期間などを一般常識化しているに過ぎません。

ですので喪に服すると言うのは、地域や家庭によって考え方がバラバラなのは当然ですし、自分は正しいと思ったことが相手にとっては非常識と捉えられることもあります。

大切なのはお自分の家族の中で「決まり」を作ることだと思います。

しかしこの決まりがなかなか難しいものですよね。

ここでは、明確な取り決めはないにしろ、多くの人の共通認識を参考にするのが一番わかり易いのではないかと思います。

一般的に喪中とする範囲とは

家庭の事情や地域性、宗派などによって考え方が違うということを前提として、多くの方がそうしているというお話をさせていただきます。

父・母・子供
兄弟姉妹
義父(夫または妻の父)
義母(夫または妻の母)
これらの人は、殆どの場合喪中とします。

父方の祖父
父方の祖母
母方の祖父
母方の祖母
義兄弟(夫または妻の兄弟)
義姉妹(夫または妻の姉妹)
これらの人に場合は、喪中にする人としない人に別れます。

夫の祖父母が亡くなった場合、妻も喪中になる?

ここが一番悩むケースだと思います。

決めるポイントとしては

同居していたのか別居していたのか
どのくらい深いおつきあいをしていたのか
亡くなった方への思い入れはどの程度なのか
を考えてみるとわかりやすいと思います。

夫も一緒に住んでおらず、住居も遠くて頻繁に遊びに行くこともないような場合は
夫は喪中となりますが、妻であるあたなは喪中とする必要はないのでは、と考えます。

もちろん旦那さんがあなたにも喪中にしてほしい、という思いがあるのならばそれに従った方が良いですが、とくにそのような思いがなければ、喪中にしなくても良いでしょう。

したがって妻であるあなたは喪中ではありませんので、毎年年賀状を頂いている相手に対して年賀状を出すことは問題ありません。

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夫が喪中の場合でも夫婦連名で年賀状を出してもいい?

妻であるあなたは喪中ではありませんので年賀状を出すことは問題ありませんが、毎年夫婦連名で出していた場合はちょっと考えなければなりません。

というのも、夫は喪中期間であるのに年賀状を出してしまうという事態は避けなければならないからです。

それじゃ妻であるあなただけの名前で年賀状を出せばいいように思いますが、毎年夫婦連名で年賀状を送っていたのに今年はあなただけの単名だと、受けった側としては「あれ?今年はどうしたのかしら?」なんて余計な詮索をされてしまいかねません。

かといって夫は喪中であるので私単独で今年は出しました、なんて言うのもおかしいですよね。

ですので毎年夫婦連名で年賀状を出していた場合は、夫側の事情を優先して年賀状は出さず、喪中はがきを出すことにするのがベターであると考えます。

まとめ

習慣やマナーとは難しいもとだと感じますね。
とくに根拠が曖昧だと人によって言うことが違うし、何が正しいか考えると頭が痛くなっちゃいます。
常識・非常識はその人の価値判断によるところが大きいし・・・。

結局、何をしてもマナー違反だと感じる人はある程度はいるものですから、そのあたりは割り切りましょう。

そしてあなたの家のルールというものを家族で話し合って決めておけば、常に家族ルールを適用することによって悩むこともなくなりますよ。

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