オシッコをしたのにまたすぐにしたくなる頻尿や、スッキリと排尿しきれずまだ何となく残っている感じがする残尿感。

オシッコに関する不快感は嫌なものですね。
気分も滅入ってしまいます。

そんな「尿トラブル」ですが、症状が出る人にはある共通点があります。

それは「性ホルモンの減少」です。

性ホルモン、とりわけ重要なのが「テストステロン」というホルモン
これが減少すると、女性だと尿失禁や頻尿などの尿トラブルが現れ、男性だと前立腺肥大につながっていきます。

ですので性ホルモンの分泌を増やすようにすれば尿トラブルも改善されていきます。

では、日常生活の中で何に気をつければ良いのでしょうか？

ここでは
食事面と運動面について見てみることにします。

尿トラブルに関わるテストステロンとは？

テストステロンは男性ホルモンの一種で、筋肉や骨格の発達に関わっています。
他にも体毛の成長を促すという役割があります。
これは男性だけではなく女性にも分泌されていて、活力や若々しさを生み出すなど重要な役割をしています。

またテストステロンは体内で女性ホルモンのエストロゲンに変化します。

このテストステロンが減少することで尿トラブルにつながっていると考えられているので、普段の生活の中でテストステロンを増やすような事をしなければなりません。

食事で気をつけること

食事にはツナ缶やサバ缶など魚の缶詰を取り入れるといいです。

魚の缶詰にはテストステロンの材料となるDHAやEPAなどの必須脂肪酸が豊富に含まれています。
缶詰なら手軽に調理することができますからね。

おやつを食べるなら

間食するならナッツやアーモンド、くるみなどがおすすめです。

アーモンドやくるみには、テストステロンの材料となる必須脂肪酸だけではなく、テストステロンの合成を助ける亜鉛やビタミンEが豊富に入っています。

食べる量ですが、1日20粒程度が目安です。

血行を良くする

尿トラブルと血液循環には深い関係があります。

膀胱は、手足と同じく心臓から遠い場所にあるので、血流の変化の影響を受けやすいです。
膀胱も筋肉でできていますので血行が悪くなると固くなりやすく、その結果十分な量の描画貯められず頻尿になったり、尿を押し出す力が弱まり全部出し切れずに残ってしまい残尿感を感じたりしてしまいます。

血行を悪くする原因

長時間のデスクワークや自動車の運転
便秘
ストレス
運動不足
などが挙げられます。

血行を良くする改善法

1.スロースクワット
デスクワークなど長時間同じ姿勢をしていると血行が悪くなります。
そのような場合は座った姿勢から解放される時間を作り軽い運動をしましょう。

スロースクワットは5秒かけてゆっくりしゃがみ、また5秒かけてもとに戻るというもの。
足に負荷をかけることによって心臓に戻す血流が増えるので、循環が良くなります。

2.下半身を冷やさない
体、特に下半身の冷えは血流が悪くなっている証拠。
暖かい下着や靴下、腹巻きなどを身に着けて体を冷やさないようにしてください。
膀胱の位置（恥骨とおへその中間くらい）にカイロを貼るのも尿トラブル改善に良いです。

3.ゆっくりと入浴
お風呂はシャワーだけで済ませないで、40℃くらいのややぬるめのお湯にゆったりと入ることで、血流改善ができますし、リラックス効果でストレス解消にもなります。

日光浴

1日15分でいいので日光浴をしましょう。
このくらいの時間でも十分な量のビタミンDが作られ、テストステロンの分泌しやすい体になります。

屋外で軽い運動

1日30分程度の運動を続けましょう。
ストレス解消にもなりますし、血行もよくなります。
けっして激しい運動をする必要はありません。
ウォーキングやストレッチでもいいですし、通勤する際に駅の階段を利用したり電車内では座らないというのも十分に運動になります。

まとめ

テストステロンは男女ともに加齢によって分泌量が減ってきます。
それに伴い体に様々な不調が起こってしまいます。

逆にテストステロンを十分に分泌させることができれば
若々しさをキープできる
生活習慣病の予防
ダイエット効果
尿トラブルを予防
などができると言われています。

毎日毎日ツナ缶などの缶詰を食べるのって面倒ですよね。
料理のレシピを考えるのも面倒ですし、味に飽きてしまうと食べ続けることもできなくなります。
そんな場合はサプリメントを利用するのもいいですね。

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