一人暮らしの引っ越しで挨拶は必要?手土産と時間帯はどうする?
一人暮らしの引っ越しで気になるのが、引越し先でのご近所への挨拶まわりです。
人に聞くと「単身者が多いんだから挨拶なんて要らないよ」という人もいれば「引っ越しの挨拶をするのは当然だよ」という人などいろいろ。
実際のところはどうなんだろう!
そこでここでは一人暮らしの引越しの場合
・挨拶をするべきかどうか
・挨拶をする場合、手土産は何がいい?
・挨拶に行く時間帯はいつ?
についてお伝えします。
人によって意見は別れますので正解というのはありませんが、何度も引っ越しをしてきた立場からアドバイスさせていただきます。
参考になさってください。
一人暮らしの引っ越しで近所への挨拶は必要?
最近は物騒な世の中なので用心が大切です。
それはマンションやアパートでも同じで、なるべく人との関わりを避けたほうが安心だから挨拶はしないほうが良いという意見はもっともかも知れません。
しかし一人暮らしであっても引っ越しの挨拶は必要だと感じています。
引っ越すあなたから見れば、近所にどんな人が住んでいるのか知らないというのはちょっと怖いし、近隣住人からしてもどんな人が越してきたのか知らないのは不安なものです。
ですのでお互いのためにも挨拶は必要です。
どの範囲まで挨拶をすればいい?
引っ越しの挨拶をする範囲ですが、全戸にする必要はありません。
両隣と上下の4件で十分です。
特に上下の住人にはしておくべきです。
というのも、上の階の物音(例えば歩く音や椅子を動かす音、引き戸を引く際の振動など)って結構下の階に響きます。
これがどんな人が住んでいるのか知らないと物音がするだけでイライラするものですが、挨拶程度でも顔見知りならば多少は我慢出来るものです。
なので上の階の人には「なるべく静かにしてね」という意味で、また下の階の人には「注意するけど多少の物音は我慢してね」という意味合いで挨拶しておけば大きなトラブルって避けられます。
ちなみに近隣トラブルの多くは「音」に関するものです。
留守がちの人にはどうする?
何回行っても留守のお宅はあるものです。
本当にいないのか、出ないことにしているのかはわかりませんが、3回位訪問して留守ならばそれ以上行く必要はありません。
そのような人と廊下であった時は軽く挨拶する程度で構いません。
無視はお互い不愉快なものなので、最低でも会釈程度はしたほうが無難です。
引っ越しの挨拶の手土産は何を持っていく?
引っ越しの挨拶をする場合、手ぶらでも良いのかというのも心配の1つですね。
高いものである必要はありませんが、それでも何か手土産を持っていったほうがいいです。
では何を持っていったほうがいいでしょうか?
よくあるのがお菓子やタオルや石鹸などが定番ですね。。
しかしこれらは好みの問題もあるのでもらっても嬉しくない人もいます。
私は台所で使う食器用洗剤を手土産にしています。
洗剤なら必ず使うものだし、特にこだわりを持っている人もいないと思うのでいいかなあと思い、引っ越すたびにそうしています。
ドラッグストアに行けば2本で350円~400円程度で買えるので値段的にもOK!!
それをビニール袋に入れて、100均で買ってきたリボンシールを貼ると、なかなか良い感じの手土産に大変身。
これが最も無難だと感じています。
またゴミ用の有料袋という手もあります。
最近は殆どの自治体ではゴミは有料なのでゴミ袋は必需品。
しかもそんなに高いものではないので10枚パックのものを「よかったら使ってください」と渡せばきっと喜んでもらえます。
大家さんに挨拶をする場合の手土産
大家さんに挨拶に行く場合もそんなに高い手土産は不要です。
1000円程度のお菓子の詰め合わせやお茶などが最も無難です。
不動産管理会社の人に聞きましたが、大家さんも商売で部屋を貸しているので、住人はいわば「お客さん」。
あまり高いものを貰うのも困るらしい、と言っていました。
引っ越しの挨拶はいつ行ったらいいの?
単身者が多いマンションやアパートだと帰りが遅い人も多いハズ。
なのでまずは引っ越し当日の夕方に挨拶に行きます。
留守のお宅には土日に伺います。
その際の時間帯ですが、午前中は避けたほうがいいです。
というのも、休日はゆっくりと寝ていたいという方もいますし、朝から遊びに出かける方もいらっしゃいます。
ですので夕方18時~19時ぐらいならば在宅率も高いし迷惑な時間帯でもないですからおすすめです。
上述しましたが、休日に訪問しても留守ならばそれ以上行かなくてもいいです。
まとめ
引っ越しって色々面倒な上に、挨拶の事を考えるとちょっと心配になっちゃいますね。
引っ越しの挨拶は全員にする必要はなく、上下左右の4件で十分です。
また手土産も日用品で安いものがもっとも無難です。
挨拶に行く時間も朝早くや夜遅くは失礼になりますので注意しましょう。
お互いにどんな人が住んでいるのかが分かれば安心しますので、面倒でも挨拶は行くことにしましょう。
そして新居での新しい生活を楽しんでくださいね。