新車の購入 おめでとうございます。
どこへドライブに行こうか今からワクワクしているのではないでしょうか？

ところで納車の日がちょうどお彼岸にあたってしまう場合、昔から「お彼岸に納車は良くない」と言われているのを思い出し、どうしたら良いのか迷っていませんか？

ここでは

お彼岸に車の納車は縁起が悪いのか

お彼岸にお祝いことは避けたほうが良い

こんなことを聞いたことはありませんか？
このような考えから結婚式をあえてお彼岸の日をさけて挙げる人も少なくありません。

本来仏教では『忌日』という概念はありません。
つまり、お彼岸にお祝いごとしてはいけない、という根拠は仏教の中には存在していないのです。
ただの迷信や言い伝えのことと思われます。

そんなお祝いごとの考え方が拡大して、車の納車もめでたいことだからいけないのではないかということになったようです。

ですのでお彼岸の期間に納車があるからといって気にする必要はまったくないのです。

たしかに新しいことを始めるときは、安全のことが気になるものです。
お彼岸に納車されると縁起がわるく、事故を起こしたら嫌だな、なんて考えるのも分かりますが、縁起が悪いということはありませんから安心して車を受け取ってください。

新しい事のスタートに際しては、だれもが将来の無事安全が気になるものです。
だからといって根拠の無いものに振り回されるのも考えものですね。

車の納車に関し縁起を担いでしまう方には・・・

気にしなくても良い、といわれてもどうしても気になる人はどうしたら良いのでしょうか？

自動車ディーラーは、ほとんど大安の日に納車します。
コレはお客さんにとって良い日となれ、という思いがあるからです。

ですのでその日がたまたまお彼岸に重なってしまうこともあり得ます。

そのような場合は、神社へ行って車のお祓いをしてもらってください。
大きな有名どころの神社よりも、住んでいる場所の氏神様を祀っている神社がよいですね。

そこでお祓いを受けて安全運転を心に誓うようにしてくださいね。

縁起の良い日は納車日よりも登録日に

車の納車日に関して六曜（大安とか仏滅などです）を気にしたり、お彼岸を気にしたりする人は多いですが、車の登録日に関して気にする人は殆どいません。

車の登録日はカーディーラーが陸運事務所に行って手続きをした日になるので、正直いつ行ったかは購入者側にはわかりません。

しかし車検証に日付が記録されますので、もし日付にこだわるならば納車日よりも車の登録日を気にしたほうがよいのではないかと思います。
登録日とは反対に納車日は書類がありませんので記録に残りません。

記録に残らない納車日を気にして、記録に残る登録日を気にしないのがおかしいような気がしますね。

カーディーラーに、大安の日を登録日にして欲しい、と頼めばやってくれます。
1日も早く車に乗りたい、という事情がなければ登録日を大安にしてもらいましょう。

まとめ

お彼岸に車の納車をしてはいけないという根拠は仏教的にも存在していません。

よく考えればそうなんですが、単に買ったものを受け取るだけですからね。

それでも気になさる方は、納車後に車のお祓いを受けたり、お彼岸明けに納車するようにカーディーラーに日程の調整をしてもらってください。

いずれにしても大切なのは交通安全を祈る気持ちだと思います。