ヒートテックを着ると静電気が発生?その真偽と防止対策とは


いまや冬に欠かせなくなってきたものに機能性インナーがありますね。
薄くてモコモコしなし、でもとっても暖か
一度着るとやめられなくなりますよね。

特にユニクロのヒートテックは毎年進化を続けて着ていて、2015年には「極暖」なるものも発売されました。

しかし進化をするヒートテックとは反対に、ヒートテックを着ると静電気が発生してそれが冬場のストレスになるという方もいらっしゃいます。

ユニクロのヒートテックを着ると静電気が起きるのか?

この噂について検証するとともに、冬場に服を脱いだ時に発生する静電気についても、なぜ発生するのか?どうすれば抑えることができるのか?についてもお伝えしたいと思います。

ヒートテックとの重ね着をすると静電気は発生する?

なぜ服に静電気が溜まるの?

服を脱ぐ時に「パチパチ」というあの嫌な静電気ですが、なぜ発生するのでしょうか?

静電気は繊維と繊維がこすれ合う事によって電気が発生するのですが、繊維の種類によってプラスの電気を帯びるものとマイナスの電気を帯びるものがあります。

プラスの電気を帯電する繊維とマイナスの電気を帯電する繊維がこすれ合うことで静電気が発生しやすくなります。

下記の表を見てください。

マイナスの電気 塩化ビニル
アクリル
ポリエステル
木綿
シルク
レーヨン
ナイロン
プラスの電気 ウール

この表は上に行くほどマイナスの電気を帯びやすく、下に行くほどプラスの電気を帯びやすい性質があります。
そして、プラスとマイナスが離れているほど静電気が発生しやすくなります。

例えば、アクリルはマイナスに帯電しやすく、ウールはマイナスに帯電しやすいので、この組み合わせで服を着ると静電気が発生しやすくなります。

逆にこの表の隣同士の組み合わせだと静電気が発生しにくくなります。
例:ナイロンとウール、アクリルとポリエステルなど

ユニクロのヒートテックの素材は?

ではユニクロのヒートテックの素材を見てみましょう。

素材が書いてあるタグには下記のようになっています。
34% レーヨン
33% ポリエステル
28% アクリル
5% ポリウレタン

これを上記の表に当てはめてみると下記のようになります。

マイナスの電気 塩化ビニル
アクリル
ポリエステル
木綿
シルク
レーヨン
ナイロン
プラスの電気 ウール

アクリルとポリエステルは隣同士なので静電気を発生しにくい素材ですが、レーヨンはプラスの電気を帯びやすい繊維でポリエステルとは離れているため若干静電気を発生しやすいともいえます。

ただ、服自体には静電気防止加工がされていますので、ヒートテックを着て静電気が発生するケースは稀で、その他に何か別の要因が考えられます。

ヒートテックと組み合わせる服はどうする?

ヒートテック自体は静電気を発生させる可能性は低いのですが、重ね着する服の素材によっては静電気が発生します。
ですので、ヒートテックを着るとパチパチと静電気が起きると感じている人は、ヒートテックの上に着る服の素材に注意してください。

上の表で見たように、同じ素材や、表で近くにある素材は静電気を発生させにくいので、ポリエステルやアクリルのシャツを着たり、電気を溜めにくい木綿素材の服を着たりすれば静電気を抑えてくれます。

静電気が起こるかどうかでもっとも大切なことは、着る服の素材の関係性であるともいえますね。

静電気を防止するにはどうすればいい?

ヒートテックに限らず、静電気を発生させない対策について見てみたいと思います。

お洗濯をする

繊維同士が擦れ合うことで発生する静電気を抑えるには、お洗濯の時の柔軟剤は大切です。
衣類のリンスとも言われますが、表面を滑らかにすることで繊維同士の摩擦を低くすることができるので、洗濯の仕上げには柔軟剤を使用してください。

静電気防止スプレーをつける

即効性を期待するならば静電気防止スプレーは有効です。
有名な商品ではライオンの「エレガード」がありますね。

持ち運ぶ事もできるのでとっても便利です。
また効果は次のお洗濯まで持ちますので、洗濯したらエレガード、なんて思って使えば忘れることもありません。

導電性繊維を服に縫い付ける

導電性繊維というのは、電気が流れやすい特殊な糸を使った繊維です。
静電気が絶対ダメな精密機器を作っている様な工場では、作業服の生地として使われています。

裁縫用具を扱っているお店で手に入れることができますので、コートや上着に縫い付けると、静電気を自然と放電してくれて衣類に電気が溜まるのを防いでくれます。

※最近の服の裏地はキュプラなどの導電性繊維が使われていますので、お持ちの服の裏地素材を確認してみてください。

まとめ

ヒートテックを着ると静電気が発生するのかどうかについて見てみました。

結論としてはヒートテック自体には静電気を発生させる要素は少なく、ほかの衣類との組み合わせによって発生する可能性が高いようです。

重ね着する場合は、同じ素材や、上で紹介した表の近い素材のものを着ると静電気は発生しにくいです。

その他にも洗濯をする場合は柔軟剤を使ったり、静電気防止のスプレーを使うとかなり高い効果が得られます。

これらのことを参考にされて、静電気対策を講じてほしいと思います。

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