車を降りる時乗る時に発生する静電気を防止する方法とは?
もう冬場の「バチッ」に悩まされない!!
寒くなるとやってくるのが静電気の恐怖!!
特に車に乗ったり降りたりする時、ドアに触れた時のあの「バチッ」とくるものすごい静電気は耐えられませんね。
憂鬱な季節がやってきます。
いろいろ対策を立ててきたけど結局効果がなかった、という方も多いのではないでしょうか?
しかし安心してください
車に乗り降りする時のあの嫌な静電気を防ぐ方法があります。
簡単に実践できることですから、試してみてください。
ここでは
・なぜ車に乗ると静電気が発生するのか、その原因
・車を降りる時の静電気を防止する方法
・車に乗る時の静電気を予防する方法
についてお伝えしたいと思います。
車に乗ると静電気が発生する仕組み、原因とは?
人が車に乗っている時、体中に静電気が溜まってしまい、降りる時ドアなどの金属部分に手が触れることで一気に放電をします。
その放電する際に感電することであの嫌な「バチッ」を感じるわけです。
静電気が発生する原因は「摩擦」です。
車の場合は、着ている服とシートがこすれることによって静電気が発生します。
夏でももちろん静電気は発生するのですが、湿度が高いと水分を介して電気が自然の放電されます。
よって静電気を帯電することがないのでバチッとはこないわけです。
しかし冬は湿度が低いので自然に放電することがなく、体にどんどん静電気が溜まってしまいます。
それが一気に放電するのであの痛みを感じるわけです。
車を降りる時の静電気を防止する方法
静電気が衣服と車のシートとの摩擦で発生することがわかりました。
そこで静電気を防止する対策としては
[su_note note_color=”#CDE8FF”]①帯電した静電気をうまく放電する方法
②静電気を帯電させない方法[/su_note]
の2つの対策が考えられます。
帯電した静電気をうまく放電する方法
車を降りる時、ちょっとした工夫をするだけで静電気を感じることなくうまく放電することができます。
方法はとっても簡単
[su_note note_color=”#fff2cd”]・シートに腰をおろした状態でドアを開けます。
・車の金属部分(ドアや屋根など)に手を当てます。
・車の金属部分に触れたまま足を外に出して地面に付けます
・腰を上げて車外に出ます
(この時も金属部分を触った状態をキープします)
・シートから体が離れ外に出た段階で静電気は放電されます。
・触れていた金属部分から手を離してもOK、もうビリッとはきません。[/su_note]
簡単に言えば、ドアを開けて完全に外に出るまで車のボディをずっと触っている状態にすれば静電気は上手に放電されます。
この時の注意ですが、車のボディを触る時は指先などではなく、手のひら全体を当てながらシートから立ち上がるようにしてください。
指先のような面積の小さいところだと電流値が大きくなることがあり、指先が痛いことがありますから。
ボディを触る時は屋根を触っている方が車から降りやすいかも知れません。
車のタイプによっても違いますので、ご自分の車に合わせて手を触れる位置を決めてくださいね。
静電気を上手に放電してくれるグッズ
上記で説明しました方法はなんのグッズも不要ですが、放電を目的としたグッズもありますので、それらを利用するのも良いでしょう。
・帯電防止プレート
車によってはディーラーオプションとして販売されています。
ドアの内側に取り付けるもので、降りる時にそのプレートに触ることで静電気を放電し、感電することなく降りることができるグッズです。
またオプション品でなくても、カー用品店に行くと「静電アースプレート」というものが売ってあります。
使い方は上記の帯電防止プレートと同じです。
しっかりアース線も付けることになるので、確実に放電してくれます。
静電気を帯電させない方法
今までは帯電した静電気をうまく放電する方法についてお伝えしましたが、そもそも静電気を帯電しない方法があればそれに越したことはありませんよね。
ここでは静電気を体に帯電させない方法について見てみることにしましょう。
静電気防止剤
静電気防止剤を使うことでとっても簡単に帯電を防止できます。
有名なところだとライオンのエレガードがありますね。
これをややたっぷりめに、
シートの座面
シートの背
フロアマット
にスプレーします。
今までの経験だと1回スプレーをすると2~3週間効果が持続して静電気の発生を防いでくれます。
もちろん衣類にスプレーしても効果がありますが、洗濯をしてしまうとスプレーが落ちてしまい効果がなくなりますので、シートにスプレーするほうがよいでしょう。
シートを工夫する
車での静電気はシートと衣類の摩擦なので、衣類との摩擦が起きにくい対策を講じれば静電気を防いでくれます。
・綿素材のシートカバーをする
綿は静電気を起こしにくい素材なのでシートに取り付けるだけで静電気を予防してくれます。
・帯電防止加工のしてあるカバーを付ける
綿素材でなくても帯電防止加工のしてあるシートカバーを使えばこれも予防につながります。
・革シートにする
これはこれから新しい車を買う人に当てはまりますが、殆どの車にオプションとして革シートが用意されていると思います。
もちろん値段はそれなりにしますが、皮のシートは高級感ばかりではなく静電気の発生も抑えてくれます。
皮は帯電しない性質なので車のシートには最適だと思います。
予算との兼ね合いにもなりますが、許されるなら革シートにすることをおすすめします。
車に乗る時の静電気を予防する方法
次に車に乗る時の静電気防止対策を見てみましょう!!
静電気除去キーホルダーを使う
自動車のキーがあればドアに触る前に鍵穴部分の金属にキーの先を付ければ放電するので良いのですが、最近の車はキーレスエントリーが主流なのでこうは行きません。
ですので静電気除去キーホルダーなどを鍵穴の金属部分に接触した状態でドアノブを触ると静電気を防ぐことができます。。
壁に手を当てる
水分を含むコンクリートやレンガ、木の壁に手を当てることによって、帯電している静電気がゆっくりではありますが放電されていきます。
ここでのポイントは十数秒間手のひらを当てる必要があることです。
金属のように一瞬で放電してしまうことがないので注意してください。
手を湿らす
水分を含んたタオルやハンカチで手を湿らせておいてからドアノブを触るのも効果的です。
まとめ
車で静電気が発生するのは衣類とシートが摩擦するからです。
静電気を防ぐ方法としては、帯電しないようにする方法と、帯電した静電気をうまく放電する方法の2面で捉えるようにすると良いです。
静電気が帯電しないように、静電気防止スプレーを活用したり、シートには帯電しない素材のカバーを取り付けるなどしてください。
上手に放電する方法としては、車から降りる際はドアを開けたら車のボディ(屋根やドアなど)に手を付けたままの状態で車から降りるようにすると帯電⇒即放電となるので、あのビリッという衝撃がなくなります。
冬は空気が乾いて静電気が発生しやすい環境になります。
あの不快なピリピリ感を感じなくするためにも、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。