車の運転中に足がつる原因と予防法 つった時の対処法
自動車を運転していて足がつってしまい、痛みに耐えながら路肩に停車・・・
そんな経験をした方はいらっしゃいませんか?
足がつるのって運動していたときや、朝起きるときなんかに起きるというイメージがありますが、車に乗ってい足がつってしまうことって案外多いんです。
運転中に起きてしまうとかなりの恐怖です。
だって命に関わりますから・・・
そこでここでは
・なぜ運転中に足がつってしまうのか?
・足がつらないようにするための予防法
・運転中に足がつってしまった場合の対処法
についてお伝えしたいと思います。
車で旅行など長距離運転を予定している方で、普段から足がつりやすい方は、旅行の準備と一緒に対策法を見てみてください。
車の運転中に足がつる原因とは?
車の運転中に足がつってしまう原因としては以下のことが考えられます。
[su_note note_color=”#f5deb3″]・足首だけ使うペダル操作による足への過度の負荷
・同じ姿勢を取ることによる血行不良[/su_note]
車のペダルとかかとを床につけたまま足首から先だけでアクセルもブレーキも操作するとふくらはぎに過度な負荷をかけることになります。
また長距離運転をすると同じ姿勢をずっとしていることにもなります。
これらを続けていると筋肉疲労や筋肉を冷やすことに繋がっていきます。
すると血行不良を引き起こし、末梢神経にも負担がかかり、その結果として足がつるを考えられています。
[su_note note_color=”#f5deb3″]・ミネラル不足[/su_note]
またミネラル不足も考えられます。
脳からの指令を筋肉に伝えるのが末梢神経なのですが、それにはミネラルが大きく関わっています。
特にカルシウムとマグネシウムが重要で、不足すると神経や筋肉を調整することができなくなり足がつりやすくなります。
運転中に足がつらないための予防法
急な激痛に襲われる足のつりを予防する方法を見てみたいと思います。
車に乗る前に行うこと
水分をしっかり摂る
まずは水分を多めに取るようにしてください。
車に乗るとすぐにはトイレに行けないので水分を控える方も多いと思います。
しかし水分が不足すると身体の電解質バランス、つまり水分とミネラル分とのバランスが悪くなり、それによって神経や筋肉の動きが異常を来し足がつりやすくなります。
ストレッチをする
ふくらはぎが硬い状態ですと血行不良になりやすいです。
血行不良は末梢神経に負担をかけるので足がつりやすくなります。
ふくらはぎをしっかりと伸ばすようにストレッチしておくと血行もよくなりますよ。
レッグウォーマーなどで冷えを防ぐ
足が冷えることでも血行不良に繋がります。
冬場の寒い時はもちろんですが、夏場の暑いときでも足はクーラーで冷やされるもの。
レッグウォーマーなどを使って冷え対策をしてください。
こんな商品もあります
ふくらはぎを温める専用ウォーマー【ミーテ・ライトロング】
ミネラルを摂取する
足がつる原因としてミネラル、とくにカルシウム、マグネシウム不足が指摘されています。
普段の生活の中で積極的に摂るようにしておくと、睡眠中や朝起きがけの足のつりも防いでくれます。
▲カルシウムが多く含まれる食材
干しエビ、ヨーグルト、牛乳、厚揚げ、水菜、チーズ、煮干し、ひじき、菜の花など
▲マグネシウムが多く含まれる食材
ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類、大豆、小豆、干しひじき、玄米、納豆、豆腐、干しエビなど
食事から摂取するのはなかなか大変です。
そんな時はサプリメントを利用してみてはいかがですか?
カルシウムのサプリメントには、身体への吸収をよくするビタミンDが含まれていますので、効率的に摂取することができます。
DHCのカルシウム/マグならカルシウムとマグネシウムが同時に取れちゃう
車に乗った後に行うこと
休憩をとる
最低でも1時間に1回は休憩を取るようにしてください。
長時間走っていると同じ姿勢が続き血行不良になりますし、神経も張り詰めていて緊張状態が続くと自律神経も調子が悪くなります。
ふくらはぎのストレッチ
休憩する際は水分補給やストレッチもお忘れなく。
また少し歩くだけでも血行が改善され緊張もほぐれるので散歩もいいですよ。
ベダルは足全体で
ベダル操作は足首だけではなく、足全体を使うイメージで踏むと、筋肉にかかる負荷も和らぎます。
運転中に足がつってしまった場合の対処法
足がつらないように予防法を実践することが一番ですが、それでもつってしまった場合はどうしたら良いでしょうか?
車の運転中に足がつった場合、通常AT車を運転する場合は右足がつりますが、足に激痛が来た場合は以下のことを試してみてください。
・路肩やお店の駐車場があればなんとか我慢して車を停車させる。
車を止めることが第一です。
その際は、
前方に車がいないなどすぐにベダル操作をしなくても良い場合は、つった右足をペダルから離し、足の先をすね方面に倒す感覚でふくらはぎを伸ばします。
ゆっくりふくらはぎを伸ばし数秒キープ、また元に戻し再びふくらはぎを伸ばします。
通常でしたら2~3回繰り返せば痛みは消えるはずです。
緊急な場合は、路肩やお店の駐車場に素早く停車するようにしてください。
その場合はつった右足の膝に右手を添えて右足でペダルを踏むのをサポートするようにすると痛いながらもしっかりとペダルが踏めます。
ハンドルは左手でしっかり握って操作してくださいね。
安全な場所に停車できたら、上記の要領でふくらはぎを伸ばしてください。
痛みが消えたらふくらはぎをマッサージしてください。
マッサージの方法は、ふくらはぎを足首方面から膝方面に向けてこするようにしてください。
すると徐々に血行が良くなって硬くなっていた筋肉もほぐれていきます。
まとめ
運転中に足がつってしまうとかなりパニックになりますよね。
また足のつりが起きたらどうしよう?なんて考えると余計に不安になってしまいます。
そんなことにならないうように、運転前にはしっかりと対策を行い、普段の生活も見直していきましょう!!
ドライブは楽しいものですから、日頃の身体のケアを大切にして自信を持って運転してくださいね。