いよいよ秋も本番になってきましたね。
紅葉を楽しみに京都へ出かける方も多いかと思います。

ところで旅先の食事は何で選んでいますか？
主な情報源はガイドブックになると思いますが、なんだかありきたりな感じで人と同じになってしまうと感じていませんか？

せっかく出かけたのですから知る人ぞ知るお店に行ってみたいものです。
しかし京都の食事はなんだか高そうなイメージがありますよね。

そこで3年に1回は京都の紅葉を見に行く管理人が、格安で楽しめる京都グルメをお伝えしたいと思います。

場所は観光でも人気のエリアである、清水寺周辺と八坂神社周辺の祇園地区です。

京都へ行ったらここ！というお店ですので是非とも参考になさってくださいね。

八坂神社周辺 祇園の格安グルメ

祇園 いづ重

八坂神社の道を挟んで目の前にあるお寿司屋さんです。

京都には鯖寿司の名店「いずう」というお店がありますが、そこから暖簾分けされたお店です。
名店からののれん分けなんて聞くと高そうなイメージがありますが決してそんなことはありません。
是非ともランチで利用して貰いたいです。

そしてこの店で是非とも食べて頂きたいものは究極の「いなり寿司」です。

お揚げはかまどをつかってじっくり炊き込まれています。
かまどで炊くことでふっくらと仕上がります。

中にいれるお米ですが、滋賀県産の「日本晴」という品種を使っています。
そのお米に、ゆず、ごぼう、麻の種を混ぜて酢飯を作っています。

このお店でいなり寿司を食べると、もう他のいなり寿司は食べられなくなりますよ。
味の説明を文章で書くのは難しいですが、とにかく美味しいです。

また、夏場はいなり寿司を作っていませんので、涼しくなるこれからの季節が最高です。

それに驚くのはその値段です。

由緒正しいお店のいなり寿司が、なんと一個150円なんです。
これにはビックリ！！思わずお土産にして持ち帰りました。

八坂神社は観光コースでもありますので、近くによった時は是非とも究極のいなり寿司を食べてみてくださいね。

私も京都へ行ったときには必ず立ち寄っていなり寿司をお土産に買って帰ります。

祇園 いづ重

いもぼう平野家本家

円山公園の中にある京都の名物料理である「いもぼう」が食べられるのが平野屋本家です。

いもぼうとは？
いもぼうというのは、棒鱈と一緒に京野菜である海老芋を煮たものです。
歴史としては江戸時代の中期頃から受け継がれているものなんですよ。

おすすめは、芋棒、とろろ海老巻、祇園豆腐、吸い物、ご飯などが楽しめる「花御膳」（3240円）です。

店内はとても落ち着いた雰囲気のお店です。
お庭も素敵なので是非とも眺めてみてくださいね。

いもぼう平野家本家

清水寺周辺の格安グルメ

二寧坂　鮨沼本

昼間の清水寺は本当に人でいっぱいですが、多くの方（特に日帰り観光の方）は暗くなる前に帰路につくため、暗くなってからの清水寺周辺は本当に静かです。

京の風情を楽しむためにも暗くなってから訪れたいのが二寧坂周辺です。

特に「石塀小路」は石畳が情緒たっぷりで、CM撮影でも使われているけれどもあまり知られていない穴場的スポットです。

その石塀小路を入っていったところあって、お値打ちにグルメを楽しめるのが「二寧坂　鮨沼本」さんです。
京都でお鮨なんて高いんじゃないの？と思われますが、本当に良いネタが信じられない値段で食べられるんです。

なかでもおすすめは「寿司盛り合わせ 竹（12貫）です。
トロはもちろん京都ならではの鱧（はも）やのどぐろなど高級魚も含まれているんです。

そしてお値段ですが、これだけのネタが揃っていてなんと3880円（味噌汁、茶碗蒸し付き）です。
これはかなりお値打ちです。

お店も落ち着いた雰囲気でよいですよ。

夜の清水周辺の散策を楽しみながら、お値打ちグルメを味わってみてください。

二寧坂　鮨沼本

秋の京都のお土産

ガイドブックに載っていない京都のお土産

最後は番外編で秋の京都のおすすめお土産をご紹介します。

サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール

京都のお土産といえば八つ橋などの和菓子が思い浮かぶと思います。
いつも同じパターンになりがちな京土産ですが、ここでは和菓子ではなくあえて洋菓子をご紹介します。
おすすめしたいのは、お店は錦市場にある「サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール」さんの秋限定のスイーツ「りんごのタルト」です。

日本を代表するパティシエ西原金蔵氏がオーナーシェフを勤めるお店なんですよ。

旬のりんごを輪切りにして敷き詰めたタルトはとにかく絶品！！

１ホールまるまる購入してもお値段が４６８０円なのでかなりお買い得ですね。

サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール

まとめ

秋の京都で、お安く楽しめるグルメをご紹介しました。
ガイドブックにはほとんど載っていないお店ばかりなので、実際に訪問するとなんだか京都通になったような気分になり、旅行が数倍楽しくなった思い出があります。

今後もいろんな穴場的スポットを探してみたいと思っています。

秋の旅行の際には是非とも立ち寄って京都のグルメを楽しんでください。