七五三で神社に渡す初穂料の相場は?ふたりなら?封筒の書き方は?
七五三、おめでとうございます。
成長した我が子を見ていると時の流れの速さを感じるものですよね。
七五三の準備を進めていると気になってくるのがやっぱりお金に関することではないでしょうか?
中でもよくわからないのが神社でご祈祷を行ってもらう場合、いくら支払えばよいかということではないですか?
神社に渡す、祈祷してもらうために包むお金のことを「初穂料(はつほりょう)」といいますが、みんなはどうしているのか知りたいところですよね。
そこでここでは
[su_note note_color=”#CDE8FF”]・七五三で神社にお支払する初穂料の相場はいくらくらいか?
・七五三を兄弟姉妹の二人でしてもらう場合はいくらなのか?
・七五三で初穂料を渡す時の封筒には何を書いたら良いのか?[/su_note]
について経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
七五三で神社に払う初穂料の相場はいくら?
七五三で神社にお支払する初穂料については、神社で初めから決まっている場合と決まっていない場合があります。
初穂料が決まっている場合
どちらかと言うと大きな、または有名な神社では予め祈祷料が決まっている場合が多いです。
神社のホームページがあれば記載されていますし、神社に行けば「祈祷料○○円」と書かれています。
初詣客が全国的にも多い、東京の明治神宮、川崎の川崎大師、鎌倉の鶴岡八幡宮、大阪の住吉大社、名古屋の熱田神宮のホームページを確認しましたが、どの神社でもきちんと「初穂料○○円」と書かれていました。
このように初めから決まっていると迷うこともありませんので安心ですよね。
ですので自分が行く神社がすでに決まっているのならば、ホームページを見たり、実際に出かけてみたりして確認をしてみてください。
またホームページを持っていない神社もあるかと思いますが、そのような場合は電話で問い合わせてみるのがいいです。
お金に関することを神社に聞くのは失礼に当たるのではないか?と思われる方も多いかと思いますが、そんなことはまったくありません。
私の知人も電話で問い合わせていますし、神社も普通に答えてくれますよ。
初穂料が決まっていない場合
上記のように初穂料があらかじめ決まっている場合はいいのですが、特に決まっていなくて「お気持ちをお収めください」となっている場合が問題ですね。
神社に行っても明示されていない、電話で問い合わせてみても「お気持ちを・・・」と言われるといったいいくら包めば良いのかわからないものです。
一般的に相場としては「初穂料は5000円」と考えられている場合が多いです。
あえて根拠を求めるならばその地域の、大きなまたは有名な神社がいくらと決めているか、になると思います。
上記で挙げた明治神宮や川崎大師、鶴岡八幡宮だと最低が5000円となっていますので、右へならえではありませんが、ある程度参考にしているケースが多いです。
もちろん地域性もあるとは思いますので、地域の神社のご祈祷料を調べてみるのも良いかと思います。
七五三の初穂料でふたりの場合はいくらにするのがよいのか?
七五三を兄弟姉妹ふたり同時に行うというケースもあると思います。
お子さんの中で七五三を迎える子供がいる場合、他の兄弟姉妹はまだ七五三の年齢ではなくても一緒に行う場合もありますよね。
別々にやると手間もかかるので一緒にやってしまったほうが親としても楽ですしね。
そこでふたり一緒にやる場合の初穂料はどうしたらよいのでしょうか?
上記のように、予め神社で祈祷料が明示されていればそれに従えば良いです。
問題はやはり祈祷料が明示されていなくて気持ちを包めばいいと言う場合でしょう。
一人の場合は5000円が相場とされていますが、ふたりの場合は8000円とするのが相場のようです。
もちろん気持ちの問題なので、ひとり5000円ならふたりで1万円でも良いですが、少しでも節約したいじゃないですか。
またふたりで8000円ならば神社に対して失礼な金額でもありません。
地域によっては、二人の場合5000円にプラスして菓子折りやお酒を収めるというところもあります。
このあたりも地域性を考慮してみてください。
七五三で初穂料を渡す時に封筒は必要?必要なら何を書く?
神社に初穂料としてお金を納める場合、原則的には封筒に入れて渡すのがしきたりとなっています。
しかし大きな神社ですとやや事務的な感じで、受付時に住所、父親の名前、子供の名前を書いて、その時現金でお支払するという場合がほとんどです。
封筒に入れていくと「中身を出してください」と言われます。
中には受付のところに「御祈祷料はあらかじめ袋から出しておいてください」と注意書きがされているところもあります。
これらの対応は神社によって異なりますので、七五三をする神社が決まりましたら、ご祈祷料はどのようにして収めるのかを聞いておくと当日慌てなくて済みます。
一般常識だと思い封筒に入れていっても袋から出してくださいと言われればムダになってしまいますからね。
神社のホームページに書いてある場合もありますし、電話で問い合わせをしても答えてくれますよ。
初穂料を封筒に入れて渡す場合
初穂料を現金で収めない場合は、原則通り封筒に入れて渡してください。
使う封筒はには紅白の水引をちょう結びにしたものにします。
予め水引が印刷されたものでも大丈夫です。
表書きは「初穂料」または「御初穂料」とし、子供の名前を書きます。
子供ふたりの場合は
二人分の料金を入れて、子供の名前は連名にします。
封筒はふたりまとめてでOKなので、別々に用意する必要はありません。
まとめ
お金に関する相場というのはけっこう難しいものですね。
特に神社にお渡しするものだと、少ないと失礼ではないのかと思ったりしてしまいますから。
七五三の場合は
神社で予め決まっている場合はそれに従う
決まっていなくて「お気持ちを」という場合は
ひとりだったら5000円
ふたりでするなら8000円
が相場とされています。
もし迷ったり分からなくなったら、神社に問い合わせてみてください。
神社にお聞きするのは決して失礼なことではありませんから。
素敵で思い出に残る七五三を過ごしてくださいね。