七五三で神社に行くのはいつがいい?仏滅は縁起がよくない?
お子さんの七五三を迎えられたお父さん、お母さん
おめでとうございます。
まだまだ小さいと思っていた我が子がもう七五三か、と感慨もひとしおではないでしょうか?
ところで、七五三のお参りやお祓いを受ける日程はもう決まりましたか?
中にはいつ行ったらよいかわからないという方もいらっしゃるかも知れません。
そこでここでは
[su_note note_color=”#CDE8FF”]七五三で神社にお出かけする日はいつなのかという基本事項から、もし神社に行く日が仏滅の場合はどうしたら良いのか[/su_note]
ということについてお伝えしたいと思います。
七五三で神社に行くのはいつがいい?
そもそも七五三とはいつなの?
七五三は、お子供の成長を感謝し、今後の幸せをお祈りするために11月15日に神様にお参りする行事です。
ですので七五三は11月15日に行われるものなんです。
しかし七五三の日は、神社にお参りしたりお祓いを受けたり、また記念撮影をしたり、祖父母などが集まって会食をしたりしてお祝いすることが一般的なので、参加するみんなにとって都合の良い日が選ばれる傾向にあります。
ちなみに2016年の11月15日は火曜日ですし、2017年は水曜日になります。
平日に大勢の人が集まることは日程的に難しいことが多いですよね。
だからみんなが集まりやすい11月15日周辺の土曜日、日曜日に行われることが多いんです。
七五三はいつからいつまでにしなければならないの?
最近は11月15日に七五三をしなくてもそれに近い日程の土曜日曜を使ってされる方が多いですが、ではそれの期間的な制限はあるのでしょうか?
地域性などもあるかと思いますが、だいたい10月中旬から11月の終わりまでの間にお祝いが行われることが多いです。
どうしても11月15日近辺では神社も混み合いますので、それを避けようとすると早めにやる方、遅めにやる方などいろいろなパターンがありますね。
神社側でも10月上旬から12月上旬までの間にご祈祷を受け付けている所が多いです。
ですので、無理に11月15日周辺にしなくても、もう少しゆとりを持って日程を決めることをおすすめします。
七五三は1年中できる?
上記で、神社側も10月~12月の間に祈祷の申し込みを受け付けていると書きましたが、その期間外にはできないものなのでしょうか?
答えは、お願いすれば1年中七五三のご祈祷を受けることができます。
中には11月15日にこだわらず、子供の誕生日に七五三のお祝いをするというご家族もかなりいらっしゃいますし、七五三は神事でもありますので、いつ神社に行っても七五三のお祓いをしてもらえますので安心してください。
ただ、上記のように神社が設定している七五三の期間内にご祈祷を受けると、お守りがもらえたり、千歳飴がもらえたりしますが、その期間外だともらえない可能性もあります。
そのあたりは行かれる神社にお問い合わせをしてくださいね。
七五三をする日が仏滅でも大丈夫?
七五三のお参りやお祓いを受ける日はたいてい家族みんなが都合の良い日になると思いますが、もしその日が仏滅だったら大丈夫でしょうか?縁起が悪いでしょうか?
日本人の多くの人はカレンダーにも書いてある六曜(大安とか仏滅とか)を参考にさまざま日程をj決めていると思います。
仏滅の日には結婚式をしなかったり、友引の日にはお葬式を避けたり
七五三も同じで、11月15日周辺の「大安の土日」を選ぶ人が非常に多いです。
しかし都合の良い日が仏滅だった場合はその日を避けたほうが良いのでしょうか?
答えは、仏滅を気にする必要は全くありません。
神事と六曜というのはまったく関係ないのです。
むかしは七五三は11月15日の1日で行うことが多かったですが、中には当然仏滅の日もあったはずです。
それに、お祓いをする場合、神職は「今日の行日の足日(いくひのたるひ)」という言葉を使います。
これは「物事がいきいきとして栄え、満ち足りた日です」という意味なんですが、要するに簡単にいうと「今日は吉日です」と神様に申し上げ、その日を吉日にしてしまう、という言葉なんです。
ですので神様にしてみると毎日が「吉日」なんです。
その「吉日」に七五三のお祝いをするわけですから何の問題もありませんよ。
そもそも六曜は足利時代に中国から伝わったものと言われていて、一種の占いであります。
信じるか信じないかは各人の判断ですから何とも言えませんが、神社と六曜は関係ないことだけはお伝えしておきます。
カレンダーを見ると、六曜の他に、「九星」や「二十八宿」などもあり、それらをずべて考慮すると、吉日なんで年間に数日しかありません。
なのでそんなことにとらわれるよりも、お祝いごとをすることに重きを置いて七五三を行うのがよろしいのではないかと思います。
まとめ
七五三は天則として11月15日ですが、家族全員でお祝いすることを考えて、みんなが都合の良い日程を組んでください。
また、その日が六曜でいう仏滅だとしても、神事とは全く関係がありません。
お子さんの成長に感謝するという本来の目的を考えて、よい1日になるようにしてください。