もし、地震が発生したら冷静に行動することは難しことです。
しかし予め予備知識をつけていれば、実際の時に大いに役立ちます。

そこでここでは
[su_note note_color=”#ebeff7″]安全に行動するための心得
家にいて地震があった場合、どのように行動すればよいか
外出時に地震にあった場合、どう対処するべきか[/su_note]
について、シチュエーション別に解説していきたいと思います。

地震の時の安全な避難の仕方

地震発生時の心得とは？

[su_box title=”地震時の心得その１
小さな揺れで「危険認識スイッチ」を入れるクセを” box_color=”#3b2f14″ title_color=”#ffffff”]地震が発生した時、安全な行動をとる前に、「すぐに行動する」という高いハードルがあります。

多くの人は「自分は大丈夫だろう」と考えているので、すぐに行動するという「緊急スイッチ」は入りにくいものです。

ですので小さな揺れを感じたら、心の中の「緊急スイッチ」を入れるクセを付けて、大地震の時に安全に行動できる準備をしておくことが大切です。[/su_box]

[su_box title=”地震時の心得その2
自分が最初に逃げるつもりで” box_color=”#3b2f14″ title_color=”#ffffff”]大勢と一緒にいると、みんなじっとしていると、「私も動かなくてもいいだろう」と思ってしまいます。

誰も逃げないから安全と言うのは間違っています。
誰かに言われる前にまずは自分だけは避難するようにしましょう。[/su_box]

[su_box title=”地震時の心得その3
身近な人を助ける側になろう” box_color=”#3b2f14″ title_color=”#ffffff”]災害時は助ける側に周りましょう
緊急時に自分は助けてもらう側だと思っていると周りに迷惑をかけることになります。

自分は助ける側に回ろうとすることで、逆に危険を遠ざけることにつながります。[/su_box]

地震時の避難方法 自宅にいる場合は？

机の下に隠れると、落下物に閉じ込められてしまう恐れがあります。
出口を確保して、閉じ込められない場所に避難しましょう。

自宅にいた場合の、シチュエーション別に、どう行動するのが正しいのかを見てみましょう。

お風呂・トイレにいた時

[su_note note_color=”#f9ecb5″]ドアを開け、出入り口を確保する[/su_note]

お風呂やトイレは出入り口は1つしかないので、閉じ込められないようにドアを開ける。
ユニットバスのドアは後付けなので変形する可能性がありますので注意が必要です。
タオルや衣類を羽織って外に避難しましょう。

ベッドで寝ている時

[su_note note_color=”#f9ecb5″]ドアを開け、出入り口を確保する[/su_note]

枕を首筋の部分に乗せて落下物が落ちてきた時に備えて、できるだけ早く出入り口へ。
揺れが収まったら安全な場所に避難しましょう。

夜に地震が来ることを考えて、ドアノブには夜行性シールを貼っておくと、停電の時にも安心です。

キッチンにいたとき

[su_note note_color=”#f9ecb5″]まずは火を消して安全な場所へ[/su_note]

ガスコンロ等火を使っていたらすぐに消す。
食器棚からお皿などが飛び出してきたり、冷蔵庫が倒れて出入り口を塞いでしまうなど、実はキッチンは危険がいっぱいなんです。
すぐに離れて安全な場所へ

地震時の避難方法 外出していた時はどう行動する？

外出先で地震に遭遇した場合、人が多いところはパニックになりがちなので注意が必要です。
「落ち着いて」と自分に言い聞かせて正しい行動を

外出時のシチュエーション別に、どう行動したらよいかを見てみましょう。

駅のホームにいた場合

[su_note note_color=”#f9ecb5″]なるべく線路から離れる[/su_note]

電車が暴走する恐れがあるので、落下物に注意しながら線路から離れてください。
階段付近は人が殺到してパニックになる恐れがあります。
ここは冷静になって、ひと呼吸をおいたら人の少ない非常口へ行きましょう。

高層階にいととき

すぐに窓から離れましょう

高層の建物は下層よりも揺れが大きくなるので窓から飛び出してしまう恐れがあります。
窓から離れてエレベーターホールなどの安全な場所に移動して、揺れが収まったら階段を使って避難しましょう。

エレベーターの中にいたとき

[su_note note_color=”#f9ecb5″]すべての階のボタンを押す[/su_note]

最近のエレベーターは揺れを感じたら自動的に最寄りの階で停止するシステムになっていますが、基本はすべての階のボタンを押すことです。
もし万一閉じ込められた場合は、大声をあげると体力の消耗になりますから、壁を叩くなどして居場所を知らせるようにしましょう。

車を運転していた時

[su_note note_color=”#f9ecb5″]急ブレーキは厳禁です。[/su_note]

揺れを感じたらハザードランプを点滅させ減速します。
車を置いて避難するときには、緊急車両の通行の妨げにならないように広場や駐車場に停車させましょう。
キーは差したままにし、ドアのロックはしないで、車検証だけもって車から出ましょう。

ビルや建物の近くにいた時

[su_note note_color=”#f9ecb5″]ガラスや看板の落下に注意しましょう[/su_note]

揺れによりガラスや看板が落下する可能性もありますので建物のそばからは離れましょう。
丈夫そうな建物の中に入って一時的に避難させてもらいましょう。

電車に乗っていた時

[su_note note_color=”#f9ecb5″]姿勢を低くしてつかまる。[/su_note]

電車は揺れを感知すると自動で停車するようになっていますが、揺れを感じたら姿勢を低くしましょう。
また急ブレーキをすることもあるので手すりなど近くにある物につかまってください。

飲食店にいたとき

[su_note note_color=”#f9ecb5″]非常口を確認するくせをつけておこう[/su_note]

ビルの中に入っているような飲食店を利用する場合は、非常口の場所をかくにんする週間を付けておくとよいです。
また席は奥よりも入り口近くのほうが安全です。

路上にいたとき

[su_note note_color=”#f9ecb5″]車の暴走に要注意[/su_note]

電信柱やブロック塀、自動販売機など倒壊する可能性のあるものからは離れましょう。
車が暴走してくることも考えられるので慌てて車道に飛び出さないように
そして駐車場など広いスペースに一時的に避難しましょう。

スーパー・デパートにいたとき

[su_note note_color=”#f9ecb5″]人の殺到していない非常口から避難[/su_note]

商業施設はだいたい書くグロアに幾つかの出入り口がありますので、普段から見取り図で場所を確認する習慣を付けておくと良いでしょう。
移動する場合は商品の落下に注意しながら、人の殺到していない方へ避難しましょう。

まとめ

「もし、こんなところで地震が起きたら？」というテーマで、シチュエーション別にするべき正しい行動についてお伝えしてきました。

大事なのは平常時に、もしここで災害が起きたらどう行動したら良いのか？ということをシミュレーションしておくことです。

災害が起きるとパニックになって冷静な行動が取れないものです。
日頃のちょっとした習慣がイザというときに身を守ってくれます。