いままで自分の体臭のことなど考えたこともなかったのに、突然娘さんに「お父さん、加齢臭がするよ」と言われて大ショックを受けた・・・。
意外と多くのお父さんが経験していることです。

自分に加齢臭があるなんて・・・と認めたくない気持ちは分かりますが、ここはしっかりと対策をたてて実行してみましょう。

加齢臭の原因と対策法は？

加齢臭が発生するプロセス

加齢によって皮脂の中のパルミトオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が増加する。
それと同時に過酸化脂質という物質も増加する。
パルミトオレイン酸が過酸化脂質や皮ふにある常在菌によって酸化されたり分解されたりして、その結果として「ノネナール」という物質が作られます。
このノネナールこそが加齢臭の臭いの元なんです。

ノネナールという成分は若い人からはほとんど検出されることがなく、一般的に40才を過ぎた頃から検出されます。

加齢臭対策はどうする？

加齢臭はパルミトオレイン酸（脂肪酸）と過酸化脂質が酸化・分解することによって発生するのですから、脂肪酸と過酸化脂質を増やさない努力をすれば良いことになります。

まず脂肪酸を増やさないためには、肉の摂取を控えたほうが良いです。
肉類は脂肪酸の分泌を高めますので控えめにしましょう。

また過酸化脂質が増えるのは、活性酸素が体内で大量に発生した時なんです。
ですので活性酸素の発生を抑制すれば過酸化脂質の増加を抑えることが出来ます。

活性酸素を少なくするにはどうする？
ビタミンCやEには、活性酸素を減らす働きがありますので、野菜や果物類から十分に取るようにしましょう。
またビタミンCとEはお互いの劣化を防ぎ合うという効果もありますので、一緒に摂取すると理想的です。

さらに活性酸素によってダメージを受けた細胞を再生するために「抗酸化物質」を多く摂ることも大切です。
抗酸化物質の一例としては
緑茶に含まれているカテキン
ゴマに含まれているセサミノール
赤ワインに豊富なポリフェノール
大豆製品に多く含まれているイソフラボン
などなど

またストレスを感じると体の中の活性酸素が増加します。
ストレスと溜めれば溜めるほど活性酸素が増え、結果として過酸化脂質が増加しノネナールの発生につながります。

適度に運動したり、趣味を持ったりしてストレスを発散させる生活を心がけましょう。

加齢臭対策にオススメの食事方は？

毎日の食事がニオイに差を付けます

加齢臭の元になるノネナールを対策するには、毎日の食事に注意することが基本となります。
ノネナールを発生させないためには過酸化脂質の発生を抑える、そのためには活性酸素の発生を抑えれば良いということになります。
つまり抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取することが大切です。
その代表例がビタミンCです。
ビタミンCには強い抗酸化作用がありますので、活性酸素を抑制してくれます。

食事の基本は和食にする

和食は加齢臭撃退の強い味方です。
主食はできるだけ未精米の穀物や、胚芽部分にビタミンEが含まれている雑穀にします。
精米されていない玄米や発芽米には、ビタミンEの他にも亜鉛やマグネシウムなどのミネラル分が含まれています。

副食には魚介類や、季節の野菜・豆類を取りましょう。
特に味噌や豆腐、納豆などの大豆製品には抗酸化作用のある物質がたくさん含まれています。

そして上述したように肉類はなるべく控えるようにしてください。

加齢臭対策でオススメのグッズはある？

加齢臭対策の基本は食事ですが、体の外からのケアも大切です。

ニオイケア商品としては
石鹸、ボディソープ、ローション、パウダー、サプリメントなどがあります。

とりわけオススメなのは「石鹸・ボディーソープ」です。
体の余分な皮脂を取ってくれるものですので、加齢臭対策には効果的です。
加齢臭にスポットを当てて開発された商品がたくさんありますので、使いここちや香りなど好みに合わせて選ぶようにしてください。

いままで使った中で良かったと思える商品はこれです。

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洗いあがりがさっぱりとしていて、これを使い始めてからニオイが気にならなくなりました。

まとめ

加齢臭は年齢を重ねれば誰にでも発生するものです。
ストレスに感じることなく上手に対処することが大切ですね。

加齢臭対策の基本は和食を中心とした食事です。
あとはストレスをなるべく溜めないようにする、
適度な運動で汗をかく、
加齢臭対策用のボディソープで余分な皮脂を除去する

これらを実行するだけでかなりの効果が期待できます。
諦めずに頑張りましょう。