体に溜まった静電気を逃がす方法と帯電させない方法とは?


冬場に起こる静電気は本当にストレスを感じますね。
特にドアノブを触った時のあの衝撃は、本当に怖くて気分も落ち込んでしまいます。

では体に溜まった静電気を上手に逃がすにはどうしたら良いのでしょうか?

ここでは
・静電気が体に溜まってしまう理由
・体に溜まった静電気を逃がすための方法
・静電気を帯電させない方法
についてお伝えしていきたいと思います。

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なぜ体に静電気が溜まってしまうのか?

ドアノブなどを触った時にバチッと痛い思いをしないためには、体に静電気をためないようにすることが最も重要な解決方法です。

しかし服を重ね着することで生地と生地がこすれて静電気は発生します。
つまり動いているだけで静電気を体に溜めているのです。

通常は静電気は空気中の水分を介して放電されるという性質があるのですが、冬場のように湿度が低いと静電気が逃げにくくなり結果として体にたまってしまいます。

静電気を全く溜めないのは難しいので、だったら上手に放電してあげれば、痛い思いをしなくても済みそうですね。

体に溜まった静電気を逃がす方法とは?

もっとも簡単にできる方法があるんです。
それは、
ドアノブなどを触る前に「壁を触る」ことです。

えーそんな事?と思ったかもしれませんね。

金属は電気を通すけれども、木やコンクリートは電気を通さないと思われていますが、実際は木もコンクリートも電気を通すことができます。

金属は一気に放電をするのでバチッと来て痛いですが、木やコンクリートはゆっくりと時間をかけて電気を逃しますので触ってもバチバチッと来ることがなく、痛みも感じません。

電気をゆっくりと逃がすことができ、バチッとこない素材としては


コンクリート
レンガ
タイヤ
などがあります。

ですのでドアノブなど金属に触る前に「壁紙が貼ってある壁」や「コンクリートの壁」を触ることによってゆっくりと放電しますので、その後ドアノブを触ってもバチッと来ることがありません。

また、オフィスにあるような金属製のドアの場合だったら、ドアに紙や木のプレート貼っておいて、そのプレートを触った後にドアノブを触ると上手に静電気を逃してくれます。

超カンタンですよね!!

注意
今ご紹介した素材(紙やコンクリート、木など)はゆっくりと電気を放電しますので、一瞬触っただけでは十分に体から電気は逃げていきません。
10秒くらいは触り続ける必要があります。

ちょっと面倒と感じるかもしれませんが、何のグッズも使わない方法なので即実践可能です。

ぜひ試してみてください。

鍵を使って放電

部屋の鍵などの先端をドアノブの金属部分に当てるとその瞬間に放電します。
ここでのポイントは、鍵の金属部分をしっかりと握ることです。
金属部分を握ることで体に溜まった静電気を、ガキを経由し
て放電することが可能になります。

静電気除去キーホルダーを使う

静電気を除去してくれるグッズが売られていますので、それらを使うのも一つの手です。
専用グッズだと色や液晶画面で静電気が完全に放電されたことを表示してくれる機能もあるので、完全放電を確認できるのがいいですね。

ただ外出時ならばいいですが、家の中で持ち歩くのはちょっと面倒かも。
そんな時はベルトに付けてみたりしてください。

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静電気を帯電させない方法

静電気を全く帯電させないということは無理ですが、帯電する量が少なければバチッと来ることもなくなります。
そこで静電気を帯電させない工夫についてお伝えします。

部屋の湿度を調整する

静電気は湿度が低いと空気中に放電されなくなり体にたまってしまいます。
ですので加湿器を使って湿度を高めるようにしてください。
また観葉植物を部屋において水やりをしたり、ミスト状の霧が出るスプレー容器を使って部屋にまくのもいいですね。

ここで注意!!
湿度が高いのは静電気を発生させない上で大切なのですが、高すぎるとカビの繁殖につながってしまい不衛生です。
部屋の湿度は60%をメドにすると良いですよ。

部屋では裸足が理想

部屋で靴下を履いたり、スリッパを履くと、靴下やスリッパと床との間に摩擦が起き静電気が発生しやすくなります。
静電気が発生しない裸足で過ごすことが理想ですね。

服装の素材に注意する

静電気が最も発生しやすい原因は服と服との摩擦によるものが大きいです。
ここでは服を着る時の組み合わでに注目しましょう。

生地にはプラスの電気を帯びるものとマイナスの電気を帯びるものがあります。
プラスとプラス、またはマイナスとマイナスならば静電気は発生しませんが、プラスの繊維とマイナスの繊維がこすれると静電気が発生します。

なので服を着る時は
同じ素材の服を着ると静電気が発生しません。
またそもそも電気を帯びない麻や綿素材の服を着ることも対策の一つです。

まとめ

今回ご紹介した「壁を触る」方法は簡単にできることだと思います。
ただ少し長い時間(10秒程度)触っていないときちんと放電してくれないのがネックですね。

そんな悠長な事を言っていられない!という方は静電気除去グッズを使うのが便利です。

いずれの方法でも、上手に静電気を放電してくれるので、あの嫌な「バチッ」がありません。
静電気のストレスを感じないのは本当にうれしいものです。

寒くなってきたら是非とも試してみてくださいね。

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